カスタマーの皆様
既にご存じかもしれませんが、ウクライナ情勢が世界全体のネオンガスの供給に悪影響を与えております。その結果、ネオンガスの価格は2014年の通常市価の約16倍に跳ね上がりました。
150 直流絶縁破壊電圧(DCBD)未満のGDT 装置は、低DCBD 電圧要件を満たすため、設計に当たり相当量のネオンガスを要します。その結果、ネオンガス価格上昇により、これらの低電圧GDT 装置のコストが大幅に上昇しております。
現在、Bourns 社は市価よりも低い価格で十分なネオンガスを確保しており、2015年末まで低電圧GDT 絵製品の価格を現行のまま据え置く予定です。さらに、Bourns はネオンガスの使用を減らす低電圧GDT の代替製品の設計に取り組んでおります。当社の目標は、現在の性能仕様を維持、または向上させるような設計を提供することです。この目標が実現可能であることが判明した時点で、仕様を修正し、代替製品を提供する可能性がございます。ネオンガスベースの現行品の設計を継続し、ネオンガスのコストが現在の市価レベルと同じ水準に留まるか、あるいは上昇する場合、Bourns はカスタマーの皆様に、2016年初頭より余儀なくされる価格上昇について通知いたします。
Bourns の経理管理者または公認ディストリビューターが、製品または価格の変更について皆様にご連絡いたします。
敬具
Kurt A. Wattelet
製品ライン・マネージャー:ガス放電管製品