Bourns の品質へのコミットメントは、会社のあらゆる規律に埋めこまれています。顧客の満足は、Bourns 従業員全員にとって重要なことです。チームメンバー全員が、職務に関連する具体的な領域に関するトレーニングを受けて、最高レベルのパフォーマンスを徹底しています。
以下の要素は、当社のトータル品質システムの一部です。
品質方針
当社の目標は、革新的設計、最高品質、比類なき価値を特徴とする技術製品とともに健全な成長を実現しながら、世界中のお客様にご満足いただくことです。わたしたちは、卓越性、当社の人材・技術・システム・製品・サービスの改善、産業リーダーシップ、最高レベルの完全性を追求することを約束します。
品質コミットメント
Bourns の世界中にある施設では、お客様の要件とニーズに完全に確実に合致する厳格な品質の製品とサービスを提供することに全力を傾けています。Bourns 組織に配置されたシステムは、概念開発、試作品製作、および生産の段階における適切な活動の管理を徹底します。
トレーニング
あらゆる継続改善プログラムの基本です。トレーニングコースは数多くありますが、現在のシックスシグマパフォーマンスの品質目標を実現するために必要と考えられる特定のプログラムを選定しています。これらのプログラムには、職場トレーニング、統計的プロセス管理、実験計画、およびサイクルタイム短縮が含まれています。
プロセス仕様および運用手順
技術図面も含んで、承認され、プロセス管理担当者が利用でき、完全に実施されなければなりません。
製造管理計画の実施
プロセスの重要な特性を追跡して、管理のポイントと方法を決める手段として用いられます。測定能力研究、SPC の手法、プロセス能力、および実験計画の状況を必要に応じて確認します。
測定能力
研究は、継続改善プログラムを理解し実行するための最初のステップです。測定システムの知識がなければ、プロセス管理のバランスが完全に機能するものとみなされません。測定システムは、安定性と精度について統計的に分析されなければなりません。機器の能力を判断するには、ゲージの反復性と再現性(GR&R)の研究を行う必要があります。
統計的プロセス管理(SPC)
この手法は、プロセスが安定していて管理されているかどうかを判断します。プロセスと製品の重要な特性すべてについて、十分に確立されたチャート方法が用いられます。
実験計画法(DoE)
この手法は、プロセスのさまざまな要素の相互作用を理解する必要がある場合に、新しいプロセスや既存のプロセスについて実行します。最もよく用いられる実験のいくつかは、Plackett-Burman 計画法、田口計画法、および完全&一部実施要因計画法です。
サイクルタイム短縮(CTR)
Bourns では現在進行中のプロセスです。目標は、在庫を減らし、リードタイムを短縮し、コストを削減することです。製品サイクルタイムを短縮することにより、品質改善を得ます。課題が早期に特定され、問題が発生しても、影響を受ける製品の数が少なくなります。
全員参加の生産保全(TPM)
オートメーション、生産性、コスト、および品質の時代において、すべてが機器の能力に左右されます。オートメーションが普及している生産施設において、TPM 目標は、故障ゼロ、欠陥ゼロです。
スクラップのダラーコントロール(金額による在庫統制)
これは、あらゆる事業の最終的な収益に影響します。この単位は、製品の全体コストの特定に役立ち、出検品質を反映します。製品をスクリーニングすることは、100% 効果的ではありませんが、スクラップを監視することは、プロセスと製品の品質が改善されているかどうかを判断する上で役に立ちます。
生産性
これは、経費で割り算した生産量を測定します。コスト削減は、当社施設内で重点を置いている部分です。
顧客クレーム&返品
応答時間は、会社の対応能力を明らかにするために監視されます。初期回答を当日内に、最終回答を最大 8 日以内にすることが目標です。初期回答では、当社がお客様のクレームを受けたということ、原因を特定するためにどのような行動を取ったかということを、お客様に説明します。最終回答では、状況を正すために取った行動または進行中の行動についての情報をお客様に提供します。
100% オンタイムの納品
これは、会社が約束した納品日について測定します。目標は、サイクルタイムの短縮、品質改善であり、お客様の要求日がこの測定の基準になります。
信頼性
これは、物理的および環境的な性能要件の技術仕様について測定します。目標は、各要件につき、2.0 以上の Cpk(工程能力指標)を実現することです。この目標は、出荷される製品について、生産される 10 億個のデバイスあたり 1 個の欠陥を越えない品質を保証します。生産プロセスからランダムに選ばれた製品に所定の検査を行います。他に、技術評価、顧客の特殊要件、適格性、および多様な産業/軍事規格について検査します。
生産時 PPM レポート
製造プロセスで完成すると同時に製品の品質を評価します。スクリーニングは、世界クラスの企業において、認められた運用方式ではないため、生産時の品質に焦点を当てて初回で正しく行われるよう促します。
現場報告 PPM
認識している出荷時 PPM と比較するために重要なデータです。この情報から、お客様の視点から見た場合に、製品が継続的に改善しているかどうかを判断することができます。お客様の要件は厳しくなるばかりであるため、生産された部品 100 万個毎に報告された欠陥を通じて、お客様の満足度を監視することが重要です。
自主作業チーム
会社全体で実施されています。このチームは、事業のあらゆる側面におけるプロセス改善に焦点を当てています。
サプライヤーパートナーシッププログラム(SPP)
サプライヤーと協力して、サプライヤーの継続改善プログラムを策定し実行するプログラムです。この協力関係を通じて、サプライヤーにとって顧客である Bourns の視点から見たサプライヤーの品質について、サプライヤー自身が理解できます。サプライヤーと協力することにより、品質を改善し、コストを削減し、優良サプライヤーには、さらに取引を依頼するという形の報酬を提供することができます。これは、全体的なばらつきを減らし、品質を改善することにつながります。
シックスシグマ品質
これは、当社のプロセスと製品における重要な特性すべてについての目標です。
認証
すべての Bourns 施設が現在、ISO9001:2000 認定を取得済みで、大部分が ISO/TS16949:2002 認定を取得済みです。現在、電気通信業界に焦点を合わせた製品ラインの TL9000 認証について取り組んでいます。現在有効な認証については、このウェブサイトに記載されています。