絶対 Bourns。
友人であるLynyrd Skynyrd の Allen Collinsno が 1974 年にGeorge Gruhen からGibson Explorer から購入して以来($4,000 で!)、Gibson Explorer はいつも夢のギターでした。その当時は、世界で 1 本しかないカスタムメイドの実物を私が所有することになって、長年にわたってそれ相応の有名な楽器になるとは考えてもみませんでした。
1975 年に、アトランタの弦楽器職人Jay Rhyne に頼んで、Explorer のレプリカを作ってもらいました。本物は買えるわけがなかったので、模造品で満足することにしたんです。Allen は親切にも、Jay がテンプレートとして使えるように、彼の Gibson の形を僕にトレースさせてくれました。半年後には、初期の DiMarzio ピックアップを搭載した美しいメープル製の Explorer を私は弾いていました。38 Special との数年間のツアーやレコーディングの後、ブリッジピックアップ用のボリュームポットが故障してしまいました。フロリダ州ジャクソンビルの Allen Chester という弦楽器職人が修理してくれて、彼は誇らしげに Bourns のポットをインストールしたと私に教えてくれました。そのときは、ギターがちゃんと弾けるかぎり、Bourns のポットにそれほど意味があるとは思わいませんでした。しばらくして、その新しいポットがすごく滑らかなだけでなく、楽器の音色をさらに良くしていることに気づきました。とても満足していました。Allen に、この新しい魔法のノブはいったい何なんだと聞くと、彼はそれが科学的な用途の「ハイテク」装置を作っている会社によって製造されたものだと説明してくれました。僕にはどうでもいいこと!?
それから 12 年たって、Allen は私のポットを彼が持っている最後の Bourns 製ポテンショメーターと取り換えて、その会社が今でも存続しているか分らないし、まだ存続していてもどうやって連絡を取ればいいか分からないと説明しました。これはインターネットが普及する以前のことです。心配はしませんでした…。すべて問題なしで、またそのギターを弾き続けました。
それからさらに 20 年たって、Summer NAMM 2008 で、Fat Tone Pickups を持っている友人Tommy B と話をしていました。彼は、僕の Rhyne Explorer について、ピックアップから配線に至るまで、根掘り葉掘り聞いてきました。僕は彼に Bourns 製のポットについて話し、Bourns という会社を聞いたことがあるか、その会社がどこにあるか知らないか尋ねました。彼は2つくらい先の通路を指して気軽に言いました… .. 「あそこの通路の右側に入ったところにいるよ。」えっ?!とびっくりして叫んでしまいました。僕はその場から全力疾走して、角を曲がると、夜空を照らすかがり火のように輝く聖杯のように Bourns のブースがそこにありました。Jim Lawson に自己紹介し、僕の経験談をしました。彼は私に Bourns 社の沿革を手短に説明してくれて、サンプルをいくつかくれました。そして、私のギターに何が装着されているかを判断する一番いい方法について話し合いました。自宅へ戻り、Explorer のバックプレートを取り外し、私のポテンショメーターは、500K オーディオテーパーモデル 82 であると特定しました。
話は2010 年に進みます。今では、持っているすべてのギターに Bourns 製品を搭載しています。僕の音色をずっと維持できたのは、すべて Bourns のおかげです。
Jeff Carlisi